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サン・シャイン101号室
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平成26年6月24日呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定開始しました。
(業者の方にお聞きすると、おそらく尼崎の医療機関で最初だったようです。)
FeNO測定により下気道における好酸球浸潤(炎症)を非侵襲的に補足することができます。
アメリカ胸部疾患学会のガイドラインでは、以下のように記載されています。
・好酸球性の気道炎症の診断に有用
・気道炎症が慢性的な呼吸器症状の原因として疑わしい患者においてステロイド薬が反応する可能性を判定するのに有用
・FeNO測定値が25ppb未満の場合、好酸球性の気道炎症が存在することやステロイド薬に反応する可能性が低い
・FeNO測定値が50ppbを超える場合、好酸球英の気道炎症が存在することやステロイド薬に反応する可能性が高い
・FeNO測定値が25ppbから50ppbの間である場合には臨床的な状況を参考にしながら慎重に解釈する
・喘息患者において気道炎症のモニタリングに有用である
日本人の成人健常者を対象に測定されたFeNOの正常上限値は36.8ppbです。
日本人の成人喘息患者の補助診断におけるFeNOのカットオフ値
健常者224名と新患で吸入ステロイド薬を未使用の喘息患者142名を対象とした、健常者と喘息患者を鑑別するFeNO値として、22ppbが最も感度(91%)と特異度(84%)に優れたカットオフ値である。
喘息や咳喘息の診断に有用ですが、明らかな高値でない場合は全体としての臨床像から慎重に診断する必要があります。
すでに診断がついている場合は治療コントロールの状況を評価するのに非常に有用です。
自覚症状等が非常に落ち着いているので、吸入ステロイドの減量、中止を予定していた2例の方で、FeNOを測定してみると、42ppb、60ppbと非常に高値でしたのでそのまま継続の指示をしました。
呼気の採取という苦痛のない非侵襲的な検査で評価できますので、今後も活用していきたいと考えています。
(*)ppbとは。
パーツパービリオン10億分のいくらという濃度を表す単位です。
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